自分が得意な銘柄(業種)って何だろう?
これは頭で考えるものではありません。自分の株式売買履歴のデータをしっかり 記録してそして分析して初めて得られるものです。
デイトレードのような短期売買に慣れてしまいますと、毎日、必ず売買しなくて はならないかのような気持ちになってしまう時があります。
毎日1万円儲けるぞって自分に言い聞かせている方が陥る罠です。株式は循環しま すので得意分野が動いている時もあればよくわからない、知識のない苦手な分野が 動いている時もあるわけです。自分が得意な分野であれば、少々予定外の値動きに なっても比較的冷静な対応が可能です。
しかし苦手な分野であったらどうでしょうか?何か自分の知らない悪い条件があっ て下げているのではないか?詳しい分野ではないので目に見えない不安がよぎるのです。 予定が狂えば狂うほど不安は増幅し、冷静に対応できなくなってしまいます。
株式以外の世界で皆様は知らないものを平気で買うでしょうか?普通情報がないと 買わないと思います。株だって同じなんです。何かしなくちゃって無理に知らないところまで手を出す必要はありません。
やる事がなくて時間がある時は普段、時間がなくて出来ない事(株式以外の事でも) やるべきだと私は思います。
株式投資は調子が良い時も悪い時も連鎖する事が多くあります。
特に大きな失敗をした後は、その失敗をその日のうちに取り返そうと強引な売買をしてしまう事があります。 その強引な売買によりさらに失敗を重ねて傷を深くしてしまうわけです。大きな失敗をした場合は、頭の中を リセットするべきです。気持ちが落ち着くまで数日、相場を休んで遊歩道を散歩するのも良いですよ。
失敗の連鎖を繰り返さないように自分なりの気持ちの切り替え方を見つける事が大切です。
これは私の長年の経験で明らかになっているのですが、自分の頭で考えないで他人のアドバイス をそのまま鵜呑みにする方はまず勝てません。そんな方の大半は失敗すると口に出さなくても心 の中で他人のせいにします。株式投資の世界では全ての面で自己責任です。それが守れない人は 株式投資をしてはいけません。
株式投資は面白いもので多数派の意見には株価が動かない習性があります。株価は少数派から多 数派になる流れで変化します。ですから、自分の考えと周囲の考えがあまりにも一致した場合は 自分が多数派に属している事を自覚するべきです。その場合は大きな勝負をしてはいけません。
多数派の意見を知るにはブログや掲示板をチェックするのが一番効率が良いですよ。特に掲示板 は儲かるネタを探しにいくのではありません。あくまで多数派を探りにいくべきです。
例えば長期で下げている株の場合。掲示板では買い煽りと売り煽りが交錯します。でもそのうち 静かになります。諦めて投げる人が増えるほど記事を書く人がいなくなるので静かになるわけです。 すっかり静かになってから、チャートと相談して買うタイミングを狙う事になりますよ。
実は株式投資で大儲けしている人の中には銘柄の事、企業の事をほとんど知らないで勝っている方 がいます。その人は企業の事、業績の事はわからなくても、身の回りや掲示板、ブログ等で今一番 調子が良い人を知っているのです。そして、その人の進む道についていくわけです。その人の調子 が悪くなると、次に調子が良い人を探して乗り換える。銘柄の分析ではなく投資家の分析をしてい るわけですね。